1兆ドルコーチを読んだ
Apple、Googleなどのシリコンバレー企業の幹部のコーチングを担当していたビル・キャンベル。彼が関わった企業の時価総額は2兆ドルを超えると言われている。そんな人がどんなふうにコーチングをしていたかと、彼の教え子たちが綴った本。
コーチの教え
- 思いやり
- 素早く動く
- やっちまえ
人がすべて
- マネージャーは「支援」「敬意」「信頼」を通じて、部下が仕事で実力を発揮し成長できるように手を貸すこと
- 旅の報告から始める。(社会情動的コミュニケーション
- 議論するべきトップ5はなにか?
- マネージャーの仕事は決定をくだすこと。
- 天才とうまく付き合え。寛容であれ、だが仲間の成果を損なうならばその限りでない
- 高い報酬は愛と敬意の証
- 去るものに敬意を払え
- 資料は必ず先に共有しろ
心理的安全性
- コーチされるのに必要な資質「正直さ」「謙虚さ」「努力をいとわない姿勢」「学習する意欲」
- 信頼とはきれいごとではない。それは「約そこを守ること」「誠意」「率直さ」「思慮深さ」のことだ。
- フィードバックは正直に率直に早いうちに伝える。ネガティブなフィードバックは人目につかないところで与える。
- やるべきことを指示せず、自分でたどり着けるように導く。
- 人はありのままの人格が表出しているときに最も良い仕事をする
チームファースト
- 問題そのものよりもチームに取り組む。誰があたっているか、適切なチームが配置されているか、成功するために必要なものを揃えたか。
- 正しいプレイヤーを見つけること。誠実であり、グリットをもち、共感できて、チームに貢献するマインドを持っている。
- ペアで仕事に当てる。
- データやプロセスで解決できない最大の問題に真っ先に切り込む。
- 正しく勝利することを目指す。不誠実さ、非協力、非献身ではいけない。
- 敗北しているときこそ、大義に向き合い先陣に立つ。献身的な誠実さで判断をくだせ。
- 人々の間の小さなすきま、理解やコミュニケーションのギャップを埋めていく
ビジネスに愛を持ち込む
- 優しい組織にする。プライベートな会話は人に関心を持ち気にかけているということでもある。
- コミュニティを作れ。生まれた絆がチームを強くする。
- 人を助ける。時間や人脈を他人のために使う。
成功を測る尺度
- 自分のために働いてくれた人、自分が助けた人のうちすぐれたせいかのこのこした人は何人いたか、それが成功を測るものさしとなる